保護犬に、医療と、家族を。

アニフェアアーティクル vol.19

アニフェアアーティクル vol.19
名前

アニフェアアーティクル vol.19

夏休み子どもボランティア

7月31日から東京シェルター/お台場シェルターで始まった「夏休み子どもボランティア」。
普段は里親さま向けのイベントが中心ですが、
今回はアニフェアをまだあまり知らない方・保護犬をお迎えされたことのない方にも扉を開きました。
初めて足を踏みいれるシェルターに、戸惑いや緊張の表情を見せていたお子さんも...。
けれど、目の前の小さな命とふれあううちに、その表情がゆっくりと変わっていきました!

こどもボランティアって?

①保護犬のお世話

②ボランティア活動

③動物福祉の勉強

こどもボランティアとは、小学生~高校生の子どもたちを対象に、この3点を通じシェルターでの活動を私たちアニフェアと一緒に行うことで、未来を担う子どもたちへの正しい実態の理解促進や今後の社会に向けての改善点を考える機会を提供する場をできるよう、はじまったボランティアです。

保護犬勉強会

まずは「保護犬」についての勉強会からスタート!
ご参加いただいた皆さまには資料をお配りし、アニフェアの取り組みや保護犬たちを取り巻く現実…
そして実際に起きた事件や今も続く課題について、じっくりとお話させていただきました。なかでも、多頭飼育崩壊や実際にあった事件をお伝えした際には、想像を超える現実に驚きや戸惑いの表情を浮かべる方が多く、私たちの胸にも強く残る時間となりました。

お世話体験

勉強会のあとは、いよいよわんこたちとの対面です。
担当のわんこを一人ひとり決めて、一緒に遊んだり、オムツを替えたりと、実際のお世話を体験してもらいました!
元気いっぱいに飛びついてくるわんこにちょっと圧倒されるお子さまもいれば 無邪気にボールを投げて遊んでくれるお子さまも…おやつタイムには「ボクにも!」「ワタシにも!」と次々におねだりするわんこたちに、「誰からあげようかな…」と、優しい気持ちで順番を考える姿がとても印象的でした!

紹介カードづくり

お世話体験のあとは、担当わんこについての紹介カードづくり。 どんなお世話をしたのか、その子の性格はどうだったのか― そして、未来の家族へ向けたメッセージを、子どもたちはまっす ぐに綴ってくれました。勉強会で聞いた「置き去りにされたわ んこ」の話を心に留め、「すてないでください。おきざりにしな いでください」そんな、強くてやさしいメッセージを書いてくれ た子も。スタッフからの思いがしっかり伝わっていたことに胸 を打たれました。
どの絵も本当に特徴をよく捉えていて、まるでその子の性格ま で描かれているかのよう。観察力と愛情にあふれたイラストば かりで、スタッフ一同感動の連続でした。一緒に過ごした限ら れた時間の中で、子どもたちがわんこたちのことをどれほど真 剣に見つめ、感じ取ってくれていたのか――それが、カードに 込められた言葉や絵からひしひしと伝わってきました!
完成度にもびっくり!!

他にも!こどもボランティアは体験内容盛りだくさん!

インスタライブ
表彰式
作文

参加者の声

今までお母さん犬をやっていた から、おもちゃの遊び方を知ら なかったことに驚いた。

多頭飼育崩壊で飼い主が数を 把握していなかったり、ブリー ダーの悪質な環境や、命を軽 視したような育て方などとても 悲しく感じた。

何でもかんでも責任とれとか責 める文化ではなく、じゃあどう していこうかを考えられている ことに感銘を受けました。

わたしたちの思い

私たちは、次世代型のシェルターを目指して歩んでいきます。
困難もありますが、一頭一頭に向き合い、
心も身体も満たされる暮らしを届けるために尽くしています。
それぞれの事情を抱えてここに来た子たちが、
新しい家族と出会い、これからも温かな日々を歩んでいけるように──。

2025年 夏休みこどもボランティア 参加人数

東京シェルター

  • 7月31日(木) 7組 18名
  • 8月6日(水) 5組 17名
  • 8月8日(金) 6組 17名
  • 8月13日(水) 6組 12名
  • 8月15日(金) 6組 21名
  • 8月20日(水) 5組 12名
  • 8月27日(金) 3組 11名

お台場シェルター

  • 8月1日(金) 4組 6名
  • 8月8日(金) 8組 19名
  • 8月15日(金) 4組 11名
  • 8月22日(金) 5組 12名
  • 8月29日(金) 2組 5名
Thank you

最新のアニフェアアーティクル

他のアニフェアアーティクル

トップへ戻る