リコンディショニングパックって?
獣医師の指導の下おこなう、
健康チェックや健康管理のこと!
anifareでは、保護をしたワンちゃん達を“リコンディショニング”する事を目的に、医療導入を実現した次世代型保護犬シェルターの「リコンディショニングセンター」を運営しています。それぞれのリコンディショニングセンターには、管理獣医師が居て、入園時に、健康チェックをして健康管理シートを作成し、獣医師の指導の下でシェルタースタッフが保護犬の健康管理を行なっています。
このような健康チェックや感染症の予防などの健康管理を「リコンディショニングパック」と呼んでいます!




健康チェックって、どんなことをしているの?
シェルターには手術設備はありませんが、視診・触診・聴診をして、出来る限り正確な健康情報を里親様にお伝えしています。
また、シェルター内でもお家に行ってからも安心して犬や人と暮らせるように、感染症予防・お手入れ等も行っています。

主な内容
- 視診・触診・聴診
- フィラリア検査
- パルボウイルス検査
- 歯周病検査
- マイクロチップ装着
- ノミダニ予防
- フィラリア予防
- 混合ワクチン接種
- 整腸剤処方
- 耳ダニ駆除・予防
- 内部寄生虫駆除
- シャンプー
- グルーミング
リコンディショニングパックから見えてきたこと
多くの保護犬を受け入れてきたanifareのリコンディショニングパックの記録から、様々な角度でデータを集計したり分析して新たな取り組みに活かしています。
今回はその中で、犬を保護してきた保護元ごとの歯周病の割合に着目し、2パターンに分けて分析してみました。
①ブリーダーからの保護 ②ご家庭からの保護
その結果が、右のグラフです。
全年齢において、①ブリーダーさんの元から保護した子の方が
歯周病の割合が多いことが見えてきます。ブリーダーさんの飼育頭数が多いこと等から、デンタルケアの改善が必要と考えられます。


anifareでは全国各地でブリーダーさん向けに無料で勉強会を開催してデンタルケアの重要性、ケアの方法などを伝えています。このような勉強会、ブリーダーさんのご協力もあって、アニフェアで保護する犬たちの歯の状態も少しずつ改善してきています!
共立製薬様、ロイヤルカナン様などの協力を得て、デンタルケア以外にも、感染症予防、栄養学、皮膚のケアなど様々な内容の勉強会を開催しています。
今回はセンターでの往診「リコンディショニングパック」についてのご紹介でした。
anifareは「保護犬に、医療と、家族を。」の考えのもと活動しており、保護犬の譲渡だけではなく、今回ご紹介したような様々な取り組みを進めています。中でもデンタルケアはワンちゃんの健康維持のためにもとっても大切。
アニフェアおすすめのデンタルケア商品もぜひ活用していただけたらと思います!
