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こどもボランティア開催レポート in ドッグシェルターお台場

こどもボランティア開催レポート in ドッグシェルターお台場
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子供ボランティア 開催レポート in ドッグシェルターお台場

開催日:2024年7月30日(火)

今回は、はじめて「動物福祉」の内容を行ないました!
一番初めに動物福祉についてスライドを映しながら、勉強会を行い、その後おむつ変え、お手入れ、保護犬紹介カード作成を行ってもらいました☺

一番初めは自己紹介からスタート!
今回はお名前と好きな犬種を順番に発表してもらいました。

次は早速「動物福祉の勉強会」です。

今回は【動物福祉・動物愛護って何だろう?】 という内容を、質問形式で楽しく進めていきました。

モニターにスライドを映し、手元に資料もお渡しした状態にしました。
スライドを進める前に「勉強会の途中で、みんなに質問をするので、その時は大きな声で答えてくださいね。」と伝えてからスタートしました。

ワンちゃんが人間のご飯ほしそうにしてたら皆だったらどうする?
ワンちゃんに人間のご飯あげるのは、動物福祉?動物愛護?
など問題を重ねていくごとに、積極的に挙手して回答してくれました。

親御さんも「それは福祉なんだね。」と頷きながら一緒に参加してくれていました。 みんなしっかりと正解しており、きちんと理解してくれた印象でした☺

勉強会の後はお手入れ体験です!
担当する保護犬を選んでもらいお世話をしてもらいました。
1組以外はワンちゃんを飼った経験があるお子さん達でしたが、おむつ替えは初めての子が多く、「替え方おしえてください!」とお子さん達から声をかけてくれてとってもうれしかったです!!

お世話の次は「保護犬紹介カード」を作成してもらいました。
カード作成中もお子さん達は、保護犬から離れず膝に抱えながら書いている子が多かったです。

書きにくいからワンちゃん離していいですよ。」と声をかけても、「可愛いから大丈夫!」としっかり抱っこして沢山可愛がってくれました。
保護犬たちも膝の上でとっても落ち着いていていました。

里親様に向けたメッセージを書く欄で真剣に悩んでいる様子の子がいました。
隣の席の友達と相談しながら書いてくれました。
保護犬を介してお子さん同士が交流も深まっていました。

最後に今日、お勉強・お世話を頑張ってくれたお子さん達にメダルのプレゼントをしました。
お世話した保護犬にも自分のメダルをかけてくれました☺

「金!?」と金メダルみんな喜んでくれていました。

集合写真を撮影して子供ボランティア終了です!
終了後も、保護犬をしっかり抱っこして離れないお子さんもいて、限られた時間でのふれあいでもしっかりお子さんの愛情を感じました。

お子さんへの質問

Q一番楽しかったお世話を教えてください。
Aおむつ替え、お世話、触れ合い、カード書く
Q一番大変だったお世話を教えてください。
Aおむつ替え、紹介カードの肉球スタンプ押す、お世話、オムツがすぐ脱げちゃうこと

親御さんへの質問

Q今回ボランティアボランティアへご参加いただいた動機はなんですか?
A
  • 以前イベントに行きアニフェア知っていた。
    自宅では飼っていないが、迎え入れたい気持ちがあり、普段接する親戚の家のワンちゃん以外の普段触れ合えないワンちゃんと触れ合うのはいい機会だと思った。
  • 以前アニフェアのイベントに通りかかった際に子どもが「なんでワンちゃんここにいるの?」と自分の家のワンちゃんは当たり前に家族でお家があるから、飼い主がいないワンちゃんがいることを初めて知り、今回少しでもそういうワンちゃんの事を知ってほしいと思った。いつか保護犬を迎え入れることができればいいなと思う。
  • スタッフに開催を聞き進められたから(里親様です)
  • 子供がすごく犬が好きで家では飼えないから、可愛いだけじゃないんだよのお世話の部分も親としては知ってほしい。将来的に大人になって飼う時が来たら、簡単に考えてほしくないし、保護犬も視野に入れてほしいなと思い参加した。
  • お家のワンちゃんが亡くなりまた心の準備ができたら飼いたいと思っている、その時に可愛いだけじゃないんだよ。ということや、こういうワンちゃんがいることも知って欲しかった。
Q動物福祉・動物愛護について今まで聞いたことはありましたか?動物福祉と愛護の境目について勉強会を受けてどう感じましたか?
A
  • 言葉として聞いたことはあるが深く考えた事はなかったからいい機会だった。
    子供の祖母の家にワンちゃんがいる、祖母がワンちゃんに対しては愛護、自分自身が思っていたのは福祉だったなと気づけた。
  • 今回参加するにあたり、図書館で動物福祉の本借り家族で読んで今日を迎えました。 福祉と愛護の境目は人によっても違うから難しいと思っている。家のワンちゃんにも何が一番いいんだろうと考えさせられた。とても勉強になった。
  • 聞いたことある。アニフェアで迎えた2頭目の子は性格的に大変な部分も多く、実際に人間側がワンちゃんの事を思って試してみた事でも、うまくいかなかったり、ワンちゃんにとって何が一番いいのかよく考えるし、試行錯誤しながらいろいろ試してみている。境目は難しいと思う。
  • 聞いたことはあった。今回参加して福祉より印象に残った。
  • 言葉は知っていた。自分では福祉だと思っていたことが、愛護だったのかなと考えさせられた。

今回3組の方が学校の自由研究課題にしていました。

事後アンケートから、前回まで行っていた、お散歩体験やえさやり体験の希望があったので次回の内容に組み込むか検討していきます。
また、保護犬がアニフェアに来る経緯や施設の説明を詳しく知りたいとの声もあったので、次回に活かしていくようにします!

今回動物福祉の内容で座学の時間がありましたが、 退屈そうになる事なくお子さん達が熱心に質問しながら聞いて下さり少し驚きました!
実際に学校の自由研究で取り入れるよ。というお家もあり保護犬の和が参加してくださったお子さんを通してお友達や学校に広まる、お手伝いができた事が凄く嬉しいです。

引き続き子供ボランティアで、お子さんが保護犬を知る機会を継続して作っていきたいと思います。

アニフェアスタッフ 吉瀬・山口
更新日:2024年8月6日

開催:ドッグシェルターお台場
(東京都港区台場1丁目7-1 アクアシティお台場 3階)

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