子供ボランティア 開催レポート in 大阪センター
開催日:2024年7月30日(火)
7月30日(火)大阪リコンディショニングセンターにて、子供ボランティアを開催しました。
今回は小学生の部と中学生の部に分けての開催となります。
実施内容
- 小学生の部(13:00~14:30)
-
- 掃除
- ブラッシング
- 給水器水注ぎ足し
- 質問回答
- ふれあい
- 中学生の部(15:00~17:00)
-
- アプローチブックでアニフェアについて紹介
- 肉球をふいてあげよう
- ネグレクトと虐待の違いについて
- 給餌
- 殺処分を減らすために何ができるか考える
小学生の部
アニフェアから迎えて下さった方が2組参加されていました。
すでにわんちゃんを迎えている方(お子様)たちについては積極性があり、ワンちゃんとのふれあいにも慣れていました。
逆にワンちゃんをまだ飼ったことがないお子様に関しては緊張している様子があり、わんちゃんとのふれあいにも躊躇していました。
ケージの掃除を実施しました。
一人ひとり雑巾を手に持ってもらい、次亜塩素酸を吹きかけてケージのトレーを綺麗にしてもらいました。
「ここも拭いた方が良い?」とたくさん聞いてくれてケージがピカピカになりました。
最年少の4歳のレミちゃんはとても積極的で自ら「掃除する!」と動いてくれていました。
唯一男子のミズキ君もわんちゃんに慣れていて他のみんなを引っ張ってくれていました!
ブラッシングを実施しました。
まずはブラシの種類を説明して、どれがどの子に合っているブラシなのか、どれを使うと痛いことがあるのかを説明した上で実施してもらいました。
抱っこしながらのブラッシングだったのでみんな大変喜んでいました。
実施してもらった項目の中では1番喜んでいたと感じました。
1頭ブラッシングが終わったら「次この子もやりたい!」と積極性を見せてくれました。
最後に質問タイムを設けました。
一人一つ以上質問を書いてくれており回答するとその事実に驚く様子もありました。
質問
- Qわんちゃんたちはどこからきたの?
- Aみんなのようなお家や、ブリーダーさんの元から来ています。
- Qすきなたべものは何ですか?
- A主に肉、または魚。
(逆に与えたらだめなものはわかるか聞いたところ「チョコ、ブドウ、レーズン」と回答してくれました。
- Qどんな遊びがすきですか?
- Aその子にもよるけど、人と触れ合ったりおもちゃで遊んだりするのが好きな子が多いです。
- Q「保護犬」とは何ですか?
- A家族がいないわんちゃんや、劣悪な環境または飼育が難しくなったお家から保護したワンちゃんのこと。
- Qわんちゃんと仲良くなるためにはどうすればいいですか?
- Aたくさん触れ合うこと、たくさん話しかけること。
- Q毎月何頭くらいのわんちゃんがセンターに来ますか?
- A大阪センターでは約100頭のワンちゃんが保護されています。
- Q何種類の犬が世界にはいますか?
- A世界には約600~700種類と言われています。日本には約200種類いると言われています。
中学生の部
中学生の部では、保護犬や殺処分についての勉強をメインに実施しました。
1人は去年大阪センターから迎えられた里親様で、こちらも積極的でもう一人の参加者の方を引っ張ってくれていました。
最初にアプローチブックにてアニフェアの紹介をしました。
どこにどれくらいの規模のシェルターがあるのか、そこから保護しているのか、トライアルを実施していない理由など、いつも来場者の方に説明するようにお話をしました。
とても真剣に話を聞いてくれており感心しました。
左側が里親になってくれた家族の12歳のお姉ちゃん
右側がわんちゃんを飼ったことがない14歳のお姉ちゃん
次にわんちゃんとのふれあいで肉球の裏や汚れたお尻を拭いてもらいました。
2人1チームになって代わる代わるわんちゃんを抱っこする方、わんちゃんの足裏を拭く方で実施してくれていました。
お互い初めましてで最初は緊張していましたが、時間が経つにつれて笑顔が増え声をかけながら楽しく実施してくれていました。
苦戦しながらも見様見真似で頑張っていました。
次に「ネグレクト」と「虐待」についてお話しました。
保健所に連れていかれることは殺処分になる可能性が高いということは理解できたが、保健所が受け入れを拒否している現状がある。
そうなった場合はわんちゃんは殺処分されなくて幸せなのか?など、テーマに沿ってお話しました。
そして給餌を手伝ってもらいました。
時間が迫っていたので、ご飯をケージに入れる作業だけしてもらいました。
その際にふやかしご飯を作っていたら「なんでお湯を入れるんですか?」と聞かれました。
しっかり細かいところをみれているなと感じました。
わんちゃんが嬉しそうに食べている様子を見て自然と二人も笑みがこぼれていました。
最後に「殺処分を減らすために自分たちに何ができるか」を一緒に考えました。
かなり悩んでいてなかなか回答が出なかったですが、賛助会員を基にヒントを出すと
「友達に保護犬や譲渡会のことを教える」
「譲渡会や保護犬施設のお手伝いをする」
など素敵な回答をいただけました。
アニフェアスタッフ 鈴木
更新日:2024年8月6日
開催:大阪リコンディショニングセンター
(大阪府豊中市庄内栄町5丁目11-5)