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アニフェアアーティクル in USA vol.2

アニフェアアーティクル in USA vol.2
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アニフェアアーティクル in USA vol.2

わんちゃんのしつけ事情 ドッグトレーニングスクールに潜入!

今回は、お出かけ慣れしているアメリカのわんちゃん達がどんなことを学んでいるのか、しつけ教室に潜入取材してまいりました!
しつけ教室も、お手頃な価格から高額なパーソナルトレーニングまでさまざまな種類がありますが、今回は6回コース・$99とお手頃な価格で学べる人気ペットチェーン用品「PETSMART」のトレーニング教室・ビギナークラスに参加してきました。
やはりトレーニング内容は日本とは少し違って、アメリカらしい内容だなと感じました。最終日には卒業式もありました!

  • 1〜2週目

    クリッカーを使ってのトレーニング。クリッカーに慣れる事から始まり、お散歩での歩き 方や、人やわんちゃんに挨拶する仕方を学びました。

  • 3〜4週目

    「待て」や呼び出し、フセの仕方から「離しなさい」「放っておきなさい」などを学びました。

  • 5〜6週目

    他のわんちゃんへの挨拶の仕方やマナー、リードを緩めての歩行、より遠くからの呼び戻しを学びました。

アメリカで1,800人の犬の飼い主を対象にした 調査では、45.5%が自分でトレーニングを行い、46.7%が犬をトレーニングクラスに連れて行ったという結果が出ました。
アメリカでは大きなわんちゃんが好まれることもあり、よりしつけをされている方が多い印象です。
また、愛犬はパートナー、という認識のためパピー時期からいろんな場所に一緒に出かけている方が多く、社交性が身についているのも、アメリカにいるわんちゃんの特徴だと思います。

出典:Vetsstreet

トレーナーさんにインタビュー!!

今回お世話になったPETSMARTの専属ドッグトレーナーAlex先生に、アメリカのトレーニングについてインタビューしてみました!

Alex先生

ハスキーとコーギーを飼っているそうです。

  • 1番大切なトレーニング指示は何だと思いますか?

    大切な指示はたくさんありますが、私は「おいで」が一番大切かなと思います。犬を安全な状況におけるだけでなく、事故が起きないよう防ぐためには、一緒にいることが一番安全ですよね。芸ができたり、きちんと歩かせたりも大切ですが、あなたが一番必要なのは、「一緒にいる必要があるときに犬があなたのところに戻る」という事だと思います。

  • アメリカではオムツを使っている人を見かけませんんが、どうしてですか?

    アメリカではオムツを使うのは、老犬やヒート中の犬がほとんどで、一般的には使われていま せん。残念ながら全ての犬が出来るわけではないのですが、排泄していいという指示を教えている方も多くいます。ペットショップ内では、わんちゃんの匂いがするので失敗してしまう子も多いですが・・・。

  • アメリカでは、トイレ事情はどのようにしつけをしますか?

    都会に住んでいるか、地方に住んでいるかにもよりますが、都会の方はまずシートでさせる練 習をします。地方の方は庭があるお家が多いので、最初から外でする練習をさせます。結果的にシートではなく、外で必ずさせる練習をする方がアメリカでは多いです。

  • トレーニング教室にくるのは何歳くらいの子が多いですか?

    パピーの子も多いですが、成犬の場合は2歳〜4歳の子もたくさんきます。ただし、老犬でも間違いなく訓練できます。犬にとっては常にモチベーションが重要です。今すぐに犬をやる気にさせる方法を見つけられれば、犬が好きなリソースにアクセスできるので、リソースに応じた行動を訓練できます。

Today’s Happy Dog

ジャスパーくん [推定1歳半]

今回一緒にビギナークラスのトレーニングを受けていたピットブルミックスのジャスパーくん!元保護犬だったということで、インタビューしてみました!

  • ジャスパーが何歳のときに、どうやって里親になりましたか?

    ジャスパーは24時間外で飼われていたようで身体中が傷だらけでした。それをみて里親になりました。年齢や誕生日も分からなかったので獣医に推定年齢を聞いて、誕生日を作りました。

  • ジャスパーの里親になってどのように生活が変わりましたか?

    ジャスパーが来てから周りの友達たちがすごく助けてくれています。ご飯を買ってくれたり、おもちゃを買ってくれたり、ジャスパーはみんなから愛されています。

  • ジャスパーが来てからどうですか?

    とても幸せです。ジャスパーはあまり吠えないし、わんちゃんに優しくできるとてもいい子です。ただ、まだトイレのしつけが出来ていないので、トレーニングに通っていろんなことを教えてあげたいと思っています。

この絵は一体?!「保護犬×アート」で変える

vol.1から使っていたこちらの絵、気になっていた方も多いのではないでしょうか?こちらの素敵な絵は、フロリダ在住アーティストTasha Chapmanさんにanifareのシェルターをイメージして描いていただきました!
今anifareができる取り組みの一つとして、この活動によって保護犬に対するイメージを変え、人とペットが共に幸せになれる社会を作っていきたいと考えています。

Tasha Chapmanターシャ・チャップマン

Instagram: @chapmanatsea

フロリダの海辺在住。アーティスト兼サーファーとして活動中。ターシャのアートは、海岸の自然の風景と海を中心としたライフスタイルからインスピレーションを得ており、サーフィン、笑顔、友達でいっぱいの楽しい時間に関するものです。 彼女の作品は、Urban Outfitters、Threadless、shirt.woot、Free Peopleなどにも掲載されています。 現在、サーフィン用品会社Chapman at Seaの経営も行っています。

アニフェアのためにこのアートを制作するのは、とても楽しかったです。私は海と自然が大好きで、それを一緒に楽しむのに犬ほど最適な相手はいません。犬はあなたの親友です。アニフェアの犬の飼い主のみなさんが生涯にわたる冒険の中で、たくさんの幸せと素晴らしい日々を過ごされることを祈っています。

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